■リビア問題の政治学

藤原帰一リビア民主化論について。
藤原帰一は欧米の軍事介入に賛成なのか?


独裁者追放の後には厳しい選択ばかりが残されます。それでも、少なくともリビアに関していえば、いま目の前で広がっている暴力に対して、過大な期待を煽ることなく、少しでも犠牲者を減らす選択が必要だと思います。長いお答えになってしまい、申し訳ありません。@esnoguchi
9分前 webから
返信 リツイート . エジプトでも、現在はイスラム勢力が主導権を握るという状況ではありませんが、今年中に予定されている選挙の準備が始まれば、イスラム政党が力を持つと思います。ムスリム同胞団になるかどうかはわかりません・・・ムスリム同胞団が穏健路線をとれば急進政党が出現するでしょう。@esnoguchi
10分前 webから
返信 リツイート . その後の政府をどのように作るのかはリビアの人々が決める問題ですが、いま反カダフィという立場を世界の多くの人々から支持されている勢力がムスリムとしての立場を高く掲げるなら、少なくとも欧米諸国は態度を一変するでしょう。@esnoguchi
12分前 webから
返信 リツイート . なお、今回のリビア問題では、国連安保理でも珍しいほどの一致があり、中露が決議を阻むという状況ではありません。飛行禁止区域の設定となれば反対する可能性はありますが、国連がそれを命じるのではなく、その措置を執っても国連が反対しないという形となるでしょう。@esnoguchi
15分前 webから
返信 リツイート . ただ、政府を作るのはその土地の人々です。それに代わって国連が統治主体となることを暫定的領域管理といいますが、アラブ地域においてそれを行うことは、コストが高いばかりでなく、支配の正統性もない。とるべき選択ではないと私は考えます。@esnoguchi
17分前 webから
返信 リツイート . ご指摘のように、難民保護に目的を限定した場合でも批判が相次ぐことは避けられないでしょう。それでも、黙視できない暴力がリビアで広がっていることは否定できません。厳しい選択ですが、軍事介入は避けられないし、避けるべきでもないと考えます。@esnoguchi
19分前 webから
返信 リツイート . 同時に、内乱によって国家が解体し、カダフィ政権が倒れた後でも破綻国家状況が生まれる危険にも備えなければいけない。モブツの独裁が倒された後のコンゴに訪れたのは、まさにそのような破綻国家の出現でした。@esnoguchi
21分前 webから
返信 リツイート . 現在のリビア政府は、国民の無視できない数が政府の退陣を求めているのに対し、剥き出しの暴力で対処しました。権力の正統性は明白に失われています。和平を考える余地はありません。@esnoguchi
23分前 webから
返信 リツイート . こうして、統治についての問いは、社会の不安定を招くとしても民主化を進めるべきか、逆に安定を実現しているのなら独裁政権でも受け入れるべきかという難問に帰着します。ただ、このような両極端を取り出す議論そのものに錯誤がつきまとうことにも注意しなければなりません。RT@esnoguchi
25分前 webから
返信 リツイート . ここで、実効的支配が存在すれば独裁権力でも擁護されるべきか、という問題が発生します。露骨にいえば、フセイン政権がどれほど非道でも、社会を統制する力を持っている限りでは受け入れるべきではないかという問題です。RT@esnoguchi
27分前 webから
返信 リツイート . ただ、その前に、国家権力がその社会を統制する力を持つかどうかという問題があります。その力が失われた状態では、万人の万人に対する闘争になってしまう。コンゴを見ればわかるように、ホッブズ問題は机上の空論ではありません。RT@esnoguchi
29分前 webから
返信 リツイート . 統治形態は紛争終息と予防にとって重大であると私は思います。インタビューされたアマルティア・センも、インドほど格差の大きい国においても民主政治の存在が飢餓を左右したことを述べています。法の支配と政治的自由は、決して西欧社会の贅沢でも偏見でもありません。RT@esnoguchi
31分前 webから
返信 リツイート . ルワンダで、大量虐殺の可能性を訴えながら、座視を強いられた人ですね。スレブレニッツァと並んで国連の汚点となりました。リビアでも、国連の動きは鈍い、遅いと思います。目的を限定した軍事介入が必要だと私は考えます。RT@esnoguchiロメオ・ダレール元PKO司令官も取材しました。
34分前 webから
返信 リツイート . まったくです。また、カダフィ側の攻撃の規模が拡大しないことを望むばかりです。もっとも、攻撃がひどくなれば世界各国の非難も高まり、私のような意見は微温的に見えるくらい強硬な議論が増えるでしょうが。RT @Gerge0725 スピードが勝負ですね。他のアラブ諸国の対応も気になります。
約2時間前 webから
返信 リツイート . その通りですね。カダフィが狼で反カダフィが羊だと決めつければ誤ります。そのためにも戦闘を早く終結させなければいけない。戦闘が継続するほど、反カダフィ陣営も変容します。RT@Gerge0725保護すべき難民と反政府組織というものがどこまで分離できるのかという問題はあるかと思います。
約2時間前 webから
返信 リツイート . 『ツーリスト』、乗れなかったんですよ・・『泥棒成金』の舞台で『北北西に進路』とっちゃったみたいな映画ですけど、ううん、おおらかに乗れたら楽しい、という作品ですね。@potuo1)アンジーの美ボディラインorジョニデプのオドオド顔が見たい!(2)冷やかし程度の気持ちで……
約3時間前 webから
返信 リツイート . @mayuqixさんのお勧めで、Twilog始めました。ほんとをいうと、なんだかわかってないのですが・・・ 始めましたなんていうと、「冷やし中華始めました」みたいだけど、「終わりました」という掲示は見たことあります?http://twilog.org/kiichifujiwara
約3時間前 webから
返信 リツイート . 人間の安全保障は重要な視点ですが、統治の仕組みについて不明確です。そして、統治に注目するとき、デモクラシーを重視するか、実効的支配の有無に注目するかという難問が残ります。RT@puala_人道的介入を論ずるにあたり、人間の安全保障の視点は切っても切り離せないものなのでしょうか。
約3時間前 webから
返信 リツイート . 戦争で注意しなければならないのは、どれほど人道的な目的から軍事力が行使されたとしても、その行使によって守るべき人命や財産を上回る破壊を生み出す可能性があることです。飛行禁止区域の設定を無条件で排除はしませんが、最初にとるべき選択はやはり難民通行のための安全確保でしょう。
約4時間前 webから
返信 リツイート . 私がいま、ツィッターで書いている理由も、まさに虐殺を前にして何もしていない状況があるからです。ですが、仮に国際人道法の視点から戦闘によってカダフィ政権を倒すことが認められるとした場合でも(それも危ないと思いますが)、それを実施するためのハードルは極めて高いでしょう。@snezu
約4時間前 webから
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